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撒部‧噶照Sapud Kacaw

撒部‧噶照Sapud Kacaw

十数年前から花蓮港口部落で創作活動を展開。流木を使った彫刻が得意。

部落の子供や老人を支える現役世代として活躍が期待されている。流動感あふれる海面の波のうねりを力強い構成と繊細なラインで表現した彼の作品からは、郷土に対する強い思い入れがうかがわれ、伝統の中で育まれたエネルギーから生まれたモダンな表象が特徴。今最も注目されている若手アーティストの一人。東海岸大地芸術祭に二年連続で出展資格を獲得したのは彼が始めて。2015年の出展作品「海岸線」は都歴処本部に常設されており、東海岸の新しいシンボルとして親しまれている。

 

作品の紹介

土地上的快樂  The joyfully land 

東海岸で暮らすというのは一種の幸福だ。そこに暮らしていると大地に対して、都会に暮らす人とは全く異なる態度が生まれる。それは畏敬であったり、感謝であったり、いろいろな情感からくるもので、只訪れるだけの観光客には知りようのない感情だ。大地に触れ、その土地を知って初めて、ここで生活するのが如何に素晴らしいことか身をもって感じることができるのだ。

この作品は田の土と藁、籾殻を使って海のタコと植物が発芽する様子を形にして、海洋と大地がわれわれにもたらす豊富な資源を象徴し、ブランコで自然の風景から得られる心地よさ、そこに住む者だけが知る素朴な歓びを表現した。

 

花蓮新社稲田(台1143.5km地点海側の稲田)

海に突き出るような地形をした新社の青々とした優雅な棚田は、海を背景に広がる。